自然素材・健康素材
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温度より湿度に着目することで 優れた住空間を実現
■無垢材思考で自然エネルギーを生かす!
隠れてしまう構造体・床・壁・天井材・さらに家の中にある洋服・本が湿度の貯蔵庫。電気のいらない室内緩和自動湿度調整装置です。
家造りに使用される総木材は30坪の建物で30立方メートルもの湿吸性の高い木材が使われ、その他石膏ボード・吸音テックスなどこれらは全て室内湿度と材内水工量が常に引き合い同化しようと働きます。
室内に新しい空気が入れ替わると、湿度が低ければ水分を放出し、高ければ水分を吸収します。夏・冬通して湿度の調和を自然の力で行われます。温度も同様に断熱材内部全ての材が蓄熱層・蓄湿層になるのです。ですから内装材の表面は板張りワックス仕上げ、左官塗り仕上げが望ましく、湿吸性の高い材が体に良いと言われるわけです。
ほど良い湿度は気持ちにゆとりを
快適な湿度空間は夏・冬通して快適な体感温度を保ち、雑菌やビールス菌から身体を守ります。
気温は敏感に感じますが、湿度に対しては忘れがちです。夏の湿度は85%位上がり、冬は15%位まで下がります。例えば夏気温28℃湿度85%は非常に暑苦しいです。
しかし、同じ温度28℃でも湿度45%であれば気持ちよく過ごせます。冬気温20℃湿度15%は非常に寒さを感じますが、同じ気温20℃でも湿度45%であれば寒さ知らず、風邪知らずで気分良くすごせますね。
何故無垢材にこだわるのか?
当社では接着剤の持続性とそれに含まれる化学物資の問題をないがしろにできないと考え、手間は少々掛かりますが、自然の無垢材思考で他社に負けない耐震性を上げ、こだわりの家造りをし、お客様の満足度を高めております。プロの建築家が見極めた調湿効果の高い板張り、塗り壁を建物全体に取り入れ身体に優しい健康住宅を目指しております。
無垢材の特徴は縦の方向に強さがあり70年~80年が強さの上限として、湿度環境が整えば半永久的に強度は持続します。合板やベニヤに比べ10倍の耐久性があります。特に桧をはじめ、針葉樹の香りは脳をリラックスさせ、湿吸性効果が身体を癒します。無垢材の場合、木を十分に乾燥させ加工すれば、その後は殆ど狂いがでることはありません。歴史に残る古い建物(国宝文化財など木造建築物)を見ても分かる通り、何年経ってもそれまでの地震など自然災害に耐え、腐らず現在している木造建築物が数多くあります。
ベニヤ板の場合、木の持っている繊維を交互に重ね接着剤で張り合わせます。こうすることによって木の繊維の方向性がなくなり強度のある板ができ上がります。阪神淡路大震災時に2×4プレハブ住宅などベニヤ板で造られた家が強かったため、大震災を機に現在では外壁・屋根・床下地に構造用合板が使用させるようになりました。
しかし、合板材や集成材は20年~30年の月日が経過、水の染込み、水にさらされた時に接合面の剥離と言う問題を抱えています。リフォーム時にベニヤ板に釘が効かなくなったり、接着が剥れベニヤ板がバラバラになっていることが時々あります。新築時は大丈夫ですが、15年位経つと湿気などにより除々に接着剤の力の低下が伺えます。例えば、杭・ウッドデッキなど、湿度が高い雨風にさらされるこんな条件下では合板などの材料は2・3年ほどの耐久性です。無垢材では20年以上防腐剤で湿布をした物なら倍以上、風のない湿度70%以下なら半永久的に保つと言えます。
剥離の問題と一緒に考えなければいけないのが、「シックハウス症候群」の問題です。合板や集成材にしようされている接着剤に含まれるホルムアルデヒド・アセトアルデヒドなど数多くの化学物質は10人に1人が化学物質過敏症を起こすと言われています。これは深刻な問題として厚生労働省は平成15年7月より、新築の各部屋に24時間強制換気の設置を5年間義務付けました。24時間換気扇の法律は果たして有効的な法律なのでしょうか。心地の良い住まいを考えた時「換気システムの必要ない家」を求めるのは当然のことと思います。当社では、無垢材の持つ性質・特徴を最大限に生かし、少しでも地球に優しい、人が癒される住まい造りに全力を注いでいます。
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